秋といえば、おいしいさんまの季節。さんまに欠かせないのが大根おろしだが、ふつうの大根おろしじゃつまらない。ユーモアのある大根おろしがいい。思いついたのは、大好きなアルパカを大根おろしにすること。「アルパカおろし」をつくりたい。
材料は、さんまの塩焼き、大根おろし、のり。まずさんまの上に、アルパカのボディとなる大根おろしをのせる。手でボディと首の形を整えていく。アルパカのもふもふ感を出すため、ボディは固めすぎない。
そしてのりを切って顔のパーツをつくり、顔にのせていく。細かい作業に尋常じゃないほど手がぷるぷる震える。首の上に顔をのせればできあがりだが、バランスを取るのが難しく、何度もフェイスが落下。心が折れて大根おろしをブン投げたくなるが、大好きなアルパカを思い出し、グッとこらえる。
大根おろしとの格闘の末、ついに「アルパカおろし」ができあがった!
さんまの上から僕を見つめるアルパカ。その笑顔にとても癒される。さんまは得体の知れない動物に乗られて複雑な気分かもしれないが、僕は癒された。ありがとう「アルパカおろし」! あとでしょうゆかけて食べるよ!