香港の「出前一丁」は16種類もある(画像あり)

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香港の出前一丁

 知人が香港に行き、おみやげを買ってきてくれた。中をみてビックリ、おみやげは香港バージョンの「出前一丁」だった。しかも味の種類がたくさん。数えてみると、なんと16種類もの味があった!

香港の「出前一丁」は16種類

 知人によると、香港で一番有名なインスタントラーメンは、日清の「出前一丁」だという。香港中のスーパーで売っていて、人気らしい。ちなみに値段は一袋40円くらいで、セールだともっと安く買えるとか。

 16種類の「出前一丁」を写真と共に見ていこう。まずはAブロック、肉食系から。左上から時計回りに「ローストビーフ味」「5つのスパイスをきかせた牛肉味」「神戸てりやきビーフ味」「サテ味」。早くも突っ込みどころ満載だが、中でも気になるのが「神戸てりやきビーフ味」。神戸牛が入っているのだろうか? 謎だ。なぜかまぎれているシンガポール系「サテ味」も気になる。

香港の出前一丁

香港の出前一丁

 続いてBブロックは日本でもおなじみ、とんこつ系。左上から「九州とんこつ」「黒にんにく油のとんこつ」「東京しょうゆとんこつ」「ふつうの出前一丁」。とんこつだけでも数種類あるのに驚き。香港の人は九州や東京の違いを理解しているのだろうか。「黒にんにく油のとんこつ」はぜひ食べてみたい。

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香港の出前一丁

 Cブロックは、あっさり系。左上から「鳥肉味」「札幌てりやきチキンにんにく味」「海鮮味」「XO醤海鮮味」。札幌のてりやきチキンラーメンなんて聞いたことがないが、香港では売られているようだ。

香港の出前一丁

香港の出前一丁

 最後Dブロックは、恐怖の激辛系。左上から「カレー味」「北海道味噌とんこつ」「スパイシー味」「極辛とんこつ」。「スパイシー味」はパッケージのどんぶりが炎で包まれており、危険なオーラを感じる。「極辛とんこつ」は一番辛そう。

香港の出前一丁

香港の出前一丁

 香港で売っている16種類の「出前一丁」を紹介したが、この中から1種類食べたい。選んだのは一番辛くてヤバそうな「極辛とんこつ」。パッケージからめんを取り出すと、めんが赤い! めんにとうがらしが練り込まれているのか? 危険である。

香港の出前一丁

香港の出前一丁

調理方法は日本の「出前一丁」と全く同じ。お湯にめんを入れ、煮えたらどんぶりに移しスープの粉と液体を入れる。買ってきた具をのせて、完成。

出前一丁極辛とんこつ

出前一丁極辛とんこつ

香港の激辛出前一丁

 スープが真っ赤! 地獄の池ってこんな感じかな? という赤さである。意を決してスープをすする。
「辛ええええええええええええええええええええええええええええええええええ!」
のどを突き刺す辛さで、額からは汗が吹きだし、口の中全体がひりひりする。だからといってまずいわけではく、うまい。辛いけどうまい。具といっしょにハフハフ言いながら食べるのが良い。具無しは苦行に近いのでおすすめしない。

 香港の「出前一丁」は、味の種類も多いしうまいのでおすすめ。ただし、激辛系には注意が必要だ。