牛乳パックが進化した理由

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進化した牛乳パック

 「あれ? 牛乳パックが変わってる」。スーパーで牛乳を探していると、牛乳パックの容器の形が変わっていることに気づいた。今までの「屋根型」ではなく、「キャップつき」に進化しているのだ。なぜ牛乳パックがキャップつきになったのか、森永乳業に問いあわせてみた。

牛乳パックが進化した理由

 これまでの牛乳パックといえば、下の写真のような「屋根型」。

牛乳パック

 そして最近みかけるのが、「キャップつき」の牛乳パック。実際に使ってみると、開けたあとでもキャップをしめれば冷蔵庫で「横置き」できるのが便利。牛乳がこぼれてしまうこともない。

進化した牛乳パック

飲むヨーグルト界にも容器の進化の波が
進化した容器

 でもなぜ「キャップつき」にしたのだろう? 森永乳業にその理由をたずねると、ていねいにお答えいただいた。要約すると「キャップなので軽いチカラで開けやすく、衛生的。また注ぎ口が広いため、注ぎやすい」とのこと。

 容器にもかいてあった。
進化した牛乳パック

 あと、キャップつき容器はサイズがちょっと小さい(720ml)が、それも理由があって、「人口の数や生活環境の変化にともなった、小容量サイズへのニーズにお応えするため」だとか。

 牛乳パックも知らないうちに、現代人が使いやすいように進化していたのだ。