前に「カレーなる本棚」で見つけたレトルトカレー、「とんこつカレー」を食べてみた。カレーなのに、とんこつ? 期待と嫌な予感はふくらむばかり。
パッケージには、およそカレーとは思えないシチューのような写真が。左下には「濃厚」の文字。キャッコピーは「ラーメン屋が作った濃厚な白濁色のこれが本当の豚骨カレー!」。メーカーはかなり強気、自信満々のようだ。
ルーを温め、ごはんにかければ「とんこつカレー」のできあがり。ルー黄色っ! 見た目のインパクトは強烈だ。具そこそこ大きめの豚肉がのっている。肝心の味はどうだろう? おそるおそるルーを口に運ぶ。
何このクリーミー感。とんこつというより、カレーに生クリームを入れたような食感だ。ひと皿食べ終えた時には、ルーのこってり具合に参ってしまった。
「とんこつカレー」、なかなかの強敵であった。