「音声検索」という言葉をご存じだろうか。グーグルなどのネット検索エンジンに話しかけると、声を認識して検索結果を出してくれるものだ。この「音声検索」はとても出来がよく、ふつうの日本語ならほぼ間違いなく検索できる。ふつうの日本語なら。では、ゲップはどうだろうか? 気になったので実験してみた。
用意するのはiphoneとコーラ。コーラを飲んでゲップをし、すぐさまiphoneのgoogleアプリで「音声検索」する作戦である。
早速「ゲップ検索」にトライする。音声検索のボタンを押し、すぐさまコーラを胃に流し込みゲップする。
「……ゲフッ」
「認識できませんでした」
失敗。もう一度コーラを口にふくみ、ゲップのタイミングをはかる。
「……ゴフォッ」
「認識できませんでした」
ダメだ、認識してくれない。さらに検索できる時間は15秒くらいと短く、その15秒間にクリアなゲップを出さなければならない。これは厳しい。ひたいにうっすら汗がにじんできた。
その後も、コーラ→ゲップ→「認識できません」をくりかえし、500ミリリットルのコーラを消費してしまった。短い間に飲みすぎたせいかお腹が苦しい。休みの日に僕は一体何をしているのかと涙が出そうになる。だがあきらめない。NHKの『プロフェッショナル』を見て、あきらめない大切さを学んだのだ。
コーラをゴクリと飲み、最大限のガスをためてゲップをした。
「……ヴオッ」
一瞬の静寂の後、検索結果が出た。
「うん」
ゲップの音声認識の結果は「うん」だった。検索結果の一番上に出てきたページは『男だけどデート中にうんこもらした』というセンセーショナルなものだった。
納得いかない。もう一度チャレンジする。
「……ゴフッ!」
検索結果は「オプ」だった。新語だろうか? 最後にもう一発。
「……ゲフゥ」
検索結果は「えっ」だった。こっちがえっ!? である。動画もとってみたので、よろしければご覧あれ(音声超注意)。
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