西荻窪の面白すぎるラーメン屋「パパパパパイン」で「冷やしパイナップルラーメン」を食べてみた

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西荻窪に「パパパパパイン」という、パイナップルを使った変わったラーメン屋があるという。パイナップルとラーメンって合うの? 気になったので行ってみた。


中央線の西荻窪駅すぐ近くに「パパパパパイン」はある。店からは「パパパパパイン、パ~イナップル♪」という謎のパインソングが聞こえ、看板には「ラーメンとパイナップルが大好きだから、ラーメンの中にパインが入ってもいいんじゃない?」という店主からの強烈なラブパインメッセージが。

ラーメン屋のパパパパパイン

パパパパパイン

外にある券売機でメニューをチェック。「パイナップルラーメン」と「パイナップルつけめん」がレギュラーメニューのようだ。ともに塩かしょうゆ味かを選べる。「パパパパパイン」では、トッピングが全てのっている「全部のせ」のことは、「いっぱいん」と呼ぶ。

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いっぱいん

何にしようか迷っていると、限定ラーメン「冷やしパイナップルラーメン(750円)」の文字が。熱くてたまらんからこれにしよう。謎のパインソングに軽く洗脳されながら、食券を買う。店に入ってまたビックリ。椅子もカウンターも、黄色と緑のみごとなパイナップルデザイン。はし入れもパイナップル、なぜかぷっちょとハイチュウの「パイナップル味」も置く徹底ぶり。

ラーメン屋のパパパパパイン

ラーメン屋のパパパパパイン

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そうこうしていると、「冷やしパイナップルラーメン」がやってきた。器を持つとキンキンに冷えている。透明なスープの上には、チャーシュー、のり、ねぎ、ほうれんそう、そしてパイナップル。あらゆる具を押しのけて、ぶつ切りのパイナップルが中央に盛られている。

冷やしパイナップルラーメン

透き通ったスープは魚介系であっさりしているが、パイナップルの酸味と甘みがミックスされ、奥深い味になっている。麺は細くコシがあり、冷たいスープとよく合う。シャキシャキのほうれんそうとねぎがいいアクセント。チャーシューは肉厚な鳥肉でジューシー。そしておそるおそるメインのパイナップルを口に運ぶ。

……うん、普通にイケる。あっさりしたスープに、甘いパイナップルがよく合っている。この店主、ふざけているだけではないな……。しっかりした腕もある。

冷やしパイナップルラーメン

冷やしパイナップルラーメン

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気になり「パパパパパイン」の過去の限定ラーメンも調べてみた。桃を使った「ピピピピピーチ」、ビール入りの「ビビビビビール」、ヨーグルトの入った「ヨヨヨヨヨーグルト」、そしてバレンタインにはチョコレート坦々麺「カカカカカカオ」まで出している。

この店、面白すぎる! また行くので店主には店が潰れないよう、頑張っていただきたい。ゴゴゴゴゴチソウサマ。

パイナップルラーメン屋さん パパパパパイン
住所 東京都杉並区西荻南3-12-1 日伸西荻プラザ1F
営業時間 11:00~20:00
定休日 水曜