東京日本橋の「コレド室町」で開催されている「食べるアート展」を見に行ってきた。そこで見た物は、伝統的な和食と最新のデジタル技術の美しい融合。行った気になれる動画満載でレポートします。
のれんをくぐり「食べるアート展」の始まり。まず現れるのは、巨大化された北大路魯山人の皿。人間ひとり分くらいの大きさに驚く。
メインフロアは、暗がりの中にデジタル映像の明かりが映え、幻想的な雰囲気。
皿の前に立つと料理が浮かび上がるプロジェクションマッピングは、見事で面白い。
パチパチパチ……。油で揚げる音色に誘われのれんをくぐると、「バーチャル天ぷら屋」。職人の無駄のない動きと、天ぷらを揚げる音を聞いていると、なんだか癒される。リアルな天ぷらに思わず手を伸ばすが、やはり映像で食べられない。残念。
「食べるアート展」ではその名の通り、銀座久兵衛の寿司や、有名シェフの料理を食べることもできる(別途チケットが必要)。今回はハイボールとともに、ミシュランで星を獲得したフレンチシェフ松嶋啓介の鴨胸肉をいただく。わさびが効いていてうまい。
おみやげコーナーには「麹だけでつくった甘酒」や、かわいい皿も売られている。
今回の「食べるアート展」は見て良し食べて良しの、おいしいイベントだった。
「食べるアート展」
【場所・会場】「 日本橋三井ホール」東京都中央区日本橋室町2-2-1 COREDO室町1 5F(エントランス4F)
【開催時間】11:00~23:00(最終入場22:30)
【入場券・チケット】一般1,000円 / 大学・高校・中学800円 / 小学生以下600円 / 3歳以下無料
【特別美食券】美食の一品:1日限定200名 1,800円 / 食の LABORATORY:1日限定600名 1,300円
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