屋台のチョコバナナを見て思った。「ムンクの叫び」に似ている。そう思ったら確かめずにはいられない。チョコバナナで「ムンクの叫び」をつくりたい。
チョコバナナで「ムンクの叫び」をつくる
まずはバナナに竹串で、顔と手をほっていく。バナナの面積はせまく、時間がたつと茶色になってしまう。二重のプレッシャーを感じ、手がぷるぷる震える。ムンクよりぼくが叫びたい。
なんとか顔をほり終え、ムンクの服となるチョコをバナナにかける。まな板の上にバナナをおき、チョコをかけたらあっという間にかたまって、まな板からバナナが取れない! きっとムンクの呪いだ。
がんばってまな板からバナナを引きはがし、ついに「ムンクの叫び」ができあがった。「ムンクの叫び」がチョコバナナになって、現代によみがえったのだ!(おおげさ)。
ふと気になる。ムンクがこの作品を見たら何というだろう? きっとモンクだろう。