一度見たら忘れられない絵本がある。それが「おかめ列車」。本屋の絵本コーナーでも、あきらかに異彩を放っている。気になるので買うことにした。
まず驚くのが、主人公は列車におかめの顔面がついた「おかめ列車」だということ。イラストは昭和テイストだがド派手で、一度見たら忘れられない。
内容はユーモラスで、子どもの兄弟がひょんなことから「おかめ列車」に乗ることから始まる。「おかめ列車」は何でも吸いこんでしまうらしく、中はどえらいことになっている。
爆走する「おかめ列車」はどこへいくんだろう? 不思議に思っていると、行き先が「おかめ列車」自身から発表される。それはなんと、嫁。「おかめ列車が嫁にいく」という、スーパーシュールな展開が繰り広げられる。
気になる旦那は、「ひょっとこデコトラ」。例によってデコトラの顔面が、ひょっとこになっている。「おかめ列車」と「ひょっとこデコトラ」の結婚式というカオス。ちびっこは付いてこられるだろうか? 結婚式のイラストは楽しそうで、とにかく素晴らしい。
強烈なイラストと訳の分からないストーリー。「おかめ列車」はすごい絵本である。夢に出ること間違いなし。
コメント
この絵本ヤバいですね!シュール過ぎです。
さっそく2歳の娘に買い与えます。