缶コーヒーBOSSがヒットしたのは「なんだか分からないおじさんの顔」を描いたから

ポッカとBOSSのおじさんの顔

『使える!確率的思考』という本に、面白いビジネスの成功例が紹介されていた。それは「缶コーヒーBOSSが売れたのは、なんだか分からないおじさんの顔を描いたから」という説である。


 本書によれば、ポッカコーヒーが人気の時代に、サントリーも缶コーヒー「BOSS」を売り出した。だが「BOSS」は、味も価格もポッカに負けていないはずなのに、あまり売れない。悩んだ開発スタッフは、ポッカとの違いを考えた。そして気付いたのが、以下の点だったそうだ。

「ポッカのデザインには、なんだか分からないおじさんの顔が描いてある」ということであった。「おじさんの顔」なんてものが販売量につながるとは信じられないが、半信半疑で自社のデザインにもおじさんの顔を描いてみた。そうしたら、どうしたことか、ぐんぐんと販売数が伸びていった、というのである。
(小島寛之『使える!確率的思考』より)

 もちろん売れた時期と「おじさんの顔」がたまたま重なっただけかもしれないと著者も断っているが、「おじさんの顔」に人を引き付ける力があったとしてもおかしくない。「おじさんの顔」は偉大なのかもしれない。

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コメント

  1. ランキングボタンがないので より:

    ランキングボタンがないので押せませんが面白かったですよこの記事。