Eテレの0655で紹介されていた「すくいあげ移載機」がスゴい。「すくいあげ移載機」とは、容器からしぼったマヨネーズやケチャップをそのままの形で持ち上げ、別の場所に移動させる機械。古川機工という会社が開発し、スイットル(SWITL)という名前が付けられている。言葉で説明するより、下の動画を見てもらえばスゴさが伝わると思う。
「すくいあげ移載機 スイットル(SWITL)」の動画
すくいあげ移載機の仕組みとは?
気になる「すくいあげ移載機」の仕組みだが、開発元の古川機工のサイトを見てもはっきりしたことは分からない。ただ以前、テレビ番組「ワールドビジネスサテライト」のトレたまでスイットルが紹介された際、仕組みがこう説明された。「フライパンの表面に使われるフッ素樹脂で加工したシートを回転させながらすくうことで、形を崩すことなく救い上げることができる」。
つまり板は物がくっつきずらいシートで覆われていて、そのシートがベルトコンベアのように動いている。そのためマヨネーズなど液状の物をそのままの形で運ぶことができるという訳。
すくいあげ移載機の用途
用途としてはピザにソースをのせる、わらびもちをパックにつめるなど食品工場で使われる他、再生医療の分野で細胞シートを貼り付ける際に使われている。
すくいあげ移載機の価格
スイットルのハンドタイプのものは8万円前後のようだ。楽天で販売しているページもある。
スイットル (Switl)【代引不可】価格:86400円(税込、送料別)
マヨネーズを救い上げた後、思わず「おお~」と声が出ちゃいました。スゴい技術!