「探偵ナイトスクープ」で、「母親のすった大根おろしだけ激辛なのはなぜ?」というネタをやっていた。祖母の大根おろしは辛くないのに、母がすった大根おろしはとてつもなく辛いという。そんなことあるのか? と思って見ていたが、調査結果を聞いてなるほどな~と思った。
まずは探偵が依頼人の娘の家に行き、家族や友人といっしょに、大根おろしの味をチェック。初めに食べた祖母の大根おろしは辛くなく、次に食べた母親の大根おろしは「後から辛さがくる!」とみんなヒーヒー言っていた。
大根のすりおろし方の違いでは? と思ったが、どうやらそれも違うらしい。結局、探偵だけでは手に負えず、専門家をたずねて実験することに。
実験では、激辛と思われる母親の大根おろしをA、娘の大根おろしをBと分けた。それを知らせず、A→Bの順で食べるグループと、B→Aの順で食べるグループを作り、どちらが辛かったかを発表する。
すると、どちらのグループも「後で食べた方の大根おろしが辛い」と言ったのである。ウッソーと思ったが、専門家によれば「大根おろしはじょじょに辛くなり、5~6分で辛さがピークになる」とのこと。
つまり母親の大根おろしがもともと辛かった訳ではなく、時間が経ってから食べたから辛かったのだ。「母親の大根おろしは辛い」という家族の思い込みの影響も大きい。言われてみれば、最初に依頼人の家で大根おろしを食べたときも、祖母のを食べた後に、母親のを食べていた。
なるほどと思いつつ、思い込みってこわいな~と思った。
コメント
辛味成分が空気中の酸素と結合してどーたらこーたら
だから半月や短冊にしてすぐに水にくぐらせるか
そのままタレや醤油に放り込めばおいしい刺身で食べられる
あとは部位にもよるね
観ました観ました。おもしろくて感心しました。でもオチが、弱かったです。リアルなら、ありですよ。