カレーは飲み物。という、嘘みたいな名前のカレー屋が池袋にあるという。ゴクゴク飲めるスープカレーか、それとも店主がウガンダ氏の大ファンか。いてもたってもいられず、池袋の「カレーは飲み物。」へ向かう。
池袋の「カレーは飲み物」のカレーを実食
池袋駅西口を出て、マルイの前の通りをひたすらまっすぐ進む。むむむ? うっすら見えてきた黒と黄色の看板。あの文字はもしや……?
さらに看板に近づく。
出た~っ! まぎれもなく「カレーは飲み物。」とデカデカと書いてある。前を通る人は「カレーは飲み物。」の看板にウケたり、写真を撮ったりで、店はかなり目立っている。ネットで話題になったせいか、あっという間に行列が。並ばないで入れるのは、朝11時の開店直後しかないだろう。
わくわくしながら「カレーは飲み物。」に入る。メニューを見ると、黒い肉カレーと赤い鳥カレーの2種類。値段は790円。近日発売の?が気になるが、今日のところは赤い鳥カレーを注文。ライスの量は小(200g)中(300g)大(500g)とあり、すべて同じ値段。今回は中盛りにした。
店内はカウンター席のみで、すでに満席。テーブルを見ると、トッピングの案内が。トッピングは無料で、10種類の中から好きなものを選べる。カレーが出てくる直前に店員に聞かれたので、味玉、ポテトサラダ、フライドオニオンをコール。ラーメン二郎のようなトッピングシステムだ。
厨房をのぞくと、カレーをつくるひげの兄貴が。いかにもうまいカレーを作りそうな顔だ。しばらくすると、赤い鳥カレーがドーンとやってきた。
ルーはカップにあふれるほど、というかすでにちょっと漏れてる。サフランライスはトッピングといっしょに別皿に盛られている。ボリュームがあり、男のカレーという感じ。
まずはルーをひとくち。うおっ、熱々。トマトが煮込まれたルーはとろっとしており、すっぱ辛い。スパイスが効いており、後からのどにヒリリときた。僕は酸っぱいものが好きなので、好みの味だ。ルーをまぜると大きな鳥肉がゴロゴロ出てきて驚く。
スパイスの効いたルーは後から後からよだれが出て、ごはんが進む。トッピングのフライドオニオンはサクサクしており、いいアクセント。味玉はやや半熟で嬉しい。
食べ終えるとお腹いっぱいで、満足満足。「カレーは飲み物。」は名前が面白いだけの店かと思ったが、スパイスの効いた本格的カレーを腹いっぱい食べられる、優良店だった。ちなみに、ここのカレールーを一気飲みするのは、熱々のため無理だと思う。
店名 カレーは飲み物。
ジャンル カレーライス
電話番号 03-6912-8823
住所 東京都豊島区池袋2-19-3 1F
場所 行き方 池袋駅西口を出て、マルイの前の通りを真っすぐ
営業時間 11:00~カレーがなくなり次第終了
(午後仕込み時間をおいて夕方再開の場合あり)
定休日 年中無休