マルチャンの「赤いきつね」と「緑のたぬき」は有名だが、もう一匹ちがう色のめずらしいきつねがいる。 それが「紺(こん)のきつね」。じっさいに買ってみた。
パッケージはたしかに紺色。油あげをアピールしているので、中身は「赤いきつね」だろうか?
では作ってみよう。ふたを開けておどろいた。そばの上にあげがのっているではないか。「紺のきつね」は、「緑のたぬき」のそばの上に「赤いきつね」のあげをのせたものだろう。
さらに驚いたのは、具に豚肉が入っていること。「赤いきつね」と「緑のたぬき」には入っていない具だ。
スープはかつおベースであっさりしていて、「緑のたぬき」よりうす味に感じた。油あげは容器いっぱいの大きさで、かむほどに甘いしるがじゅわっと出る。めんは「緑のたぬき」のまんま。ふつうにウマかった。
「紺のきつね」は、「赤いきつね」と「緑のたぬき」のハーフだった。