ネットであざらしの赤ちゃん写真をガン見していた。かわいすぎる……! このかわいさをどうにか伝えたい。ひらめいたのは、あざらしのおにぎり化であった。「あざらしおにぎり」をつくりたい。
そうと決まればあとはにぎるだけ。材料はごはん、のり、スライスチーズ、マヨネーズ。まずはあざらしの形におにぎりをにぎる。手にごはん粒が大量にくっつき、イラッとする。落ち着け、先は長い。
おにぎりができたら、顔のパーツになるのりをはさみで切る。目、鼻、ひげの形に切る。どうせなら色々な表情を出したい。細かいのりのカッティングに、目のしょぼしょぼが止まらない。つぎにチーズをくり抜きあざらしの手をつくる。これでおにぎりに乗せるパーツがそろった。
おにぎりに顔のパーツと手を慎重にのせていく。のりは時間がたつと反り返るので、マヨネーズでくっつける。できた! ついに「あざらしおにぎり」ができあがった。
あざらしたちは、思い思いの格好で寝そべっている。右上のは完全に寝ている。全体的に切ない表情になってしまい、胸がキュンとする。これから春の行楽シーズンにはぜひ、「あざらしおにぎり」を連れていってほしい。