まるで宝石! 赤羽 喫茶「プチモンド」の絶品フルーツサンド

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赤羽 喫茶「プチモンド」の絶品フルーツサンド

「おやつ手帖 東京編」という本に、赤羽の喫茶店、「プチモンド」のフルーツサンドが紹介されている。なんともおいしそうな写真で、すぐに食べたくなった。

赤羽 喫茶「プチモンド」の絶品フルーツサンド

「プチモンド」のある、赤羽駅西口にむかう。赤羽駅のまわりには、ショッピングモールなど新しい店も多い。そんな駅前の喧騒から離れ、ひっそり「プチモンド」はたたずんでいる。店に入ると、蝶ネクタイをした主人がお出迎え。クラッシックが流れ、ぬくもりのある木のテーブルが並ぶ空間は、とても落ち着く。

プチモンド

 驚いたのは、喫茶店の中でフルーツを売っていることだ。それもそのはず、元々は戦前から続く果物屋。二代目の今の主人、関口さんが新鮮な果物のおいしさを知ってほしいと、喫茶「プチモンド」を開いたそうだ。

赤羽 喫茶「プチモンド」

 どうりでメニューも歴史を感じるわけだ。フルーツパフェやフルーツヨーグルトもひかれるが、ここは初志貫徹、お目当てのフルーツサンドをたのむ。しばらくすると、色鮮やかなフルーツサンドがやってきた。

プチモンドのフルーツサンド

 みずみずしいフルーツは宝石のよう。そっと持っても、中の生クリームとフルーツがはみ出る。いちごにバナナにキウイ、鮮やかなオレンジ。しかしこんなに多くのフルーツを入れて、味がけんかしないのだろうか?

プチモンドのフルーツサンド

 口の中に宝石をはこぶ。けんかどころか、フルーツたちは手と手を取り合い、口の中でシャル・ウィ・ダンス。生クリームは独自の配合で甘みが抑えてあり、フルーツのおいしさを巧みに引き出す。シャキシャキのりんごがいいアクセント。フルーツの甘さと香りが、やさしく広がっていく。

 フルーツを知り尽くした主人の、絶妙のフルーツ配合は見事。こんなにおいしいフルーツサンドは初めて食べた。芸術品のようなフルーツサンド、ぜひ味わってほしい。

喫茶店 プチモンド
電話番号 03-3907-0750
住所 東京都北区赤羽台3-1-18
場所 赤羽駅西口から徒歩10分
営業時間
[月~木・土] 9:00~18:30
[日]9:00~18:00
日曜営業
定休日 金曜日
※最新の情報は直接お店に確認してください